建築業界の志望動機の書き方やES、面接で使える例文をまとめます。
この記事でわかることは以下の2つです。
- 建築業界の志望動機の書き方
- ES(エントリーシート)にそのまま使える志望動機の例文
*ESは志望動機、自己PR、学生時代に頑張ったことなどをまとめ、企業に提出する書類。履歴書は学歴、資格など自身の情報をまとめた書類。
ESの内容は面接の時に質問されるから大切だよ!
今回は「建築業界の志望動機の書き方」についてです。そして下記のような悩みを解決できるように書きます。
- 志望動機の書き方がわからない
- ESなんて早く書き終えたい、いっそコピペしたい。
私は2022年卒の会社員で第一志望企業から内定を頂きました。現在は一級建築士の資格勉強に励んでいます。
ES作成の重要ポイントは企業人事の方に直接聞いたので間違いないです。ぜひこの記事を参考にして最強のESを完成させてください。
建築業界の志望動機の書き方
志望動機を書こうとしても中々進まないのが、正直なところですよね。今回は業界を絞って、私が就職活動で経験した建築業界の志望動機に関して話していきます。
しかし志望動機に必要な本質は基本的にどこの業界でも同じだと思っています。
そこでまず志望動機に重要なポイント5つ、NGポイントを3つ解説します。さらに建築業界の色を出し、職種に絞った志望動機を考えていきます。
建築業界の志望動機のポイント5つ
まず志望動機を書く上で重要な5つのポイントを以下にまとめます。
- 結論から簡潔にまとめる
- 志望動機を具体的にする
- 企業を選んだ理由を考える
- 企業や建築業界が学生に求める能力を理解
- 自分が企業に与えれる価値
1つ1つ理由や書き方、例を解説していくよ!
結論から簡潔にまとめる
まず結論から話して文章を簡潔にまとめることは非常に大切です。
そして志望動機は多くの企業で400~500文字ほどの文章を求められます。この必要な文字数を多く感じるか、少なく感じるかは人それぞれですよね。
そんなに書かないといけないの、、?
文字数少なくてまとめれないよ(泣)
- 志望理由
- 具体的に説明(きっかけ)
- 建築業界である理由
- 具体的に説明(志望理由との繋がり)
- 企業を選んだ理由
- 具体的に説明(他社と比較)
志望動機を具体的にする
そして「具体性」というのは意識しなければならないポイントの1つです。さらに意識して書かないと、抽象的な文章になってしまいがちです。
就活生あるあるだね。
それなら具体的な例文を見てみると理解しやすいですかね。まず具体性のない抽象的な文章と、改善後の文章例を挙げるので読んでください。
どちらが良い例かわかりますか?
カフェ閉店の危機を救ったことです、私は駅前のカフェでバイトをしていましたが、顧客満足度が隣接店に比べて低く閉店の危機と言われてしまいました。そこで原因を分析したところ、お客様へ満足のいく接客ができていないことに気づきました。そこで私はアルバイトメンバーと話し合い、満足度を上げる改善策を実施しました。その結果売上が30%向上し、閉店を免れました。(引用:ONE CAREER)
カフェ閉店の危機を救ったことです。私はカフェでバイトをしていましたが、顧客満足度が隣接店に比べて低く閉店の危機にありました。そこで原因を分析したところ、新規客のリピート率が低いと分かりました。そこで私は各メンバーと改善案をリラックスして話せるよう1対1で聞き取りました。そして改善策として「コーヒーを5杯飲んだら1杯無料」キャンペーンを展開しました。結果売上が30%向上し、閉店を免れました。(引用:ONE CAREER)
改善後の文章は以下の2点が具体的になっていますよね。
- 顧客満足度が低い原因
- 問題解決のための行動
具体的な方が、何を思考して行動したのかよく伝わるね!
企業を選んだ理由を考える
選んだ理由は企業が1番気になるところだと思います。
もしあなたが告白されたら、好きなってくれた理由を知りたくなりますよね。
また、もちろんのこと企業を選んだ理由にも具体性が必要です。企業の技術力(BEM、ドローンなど)、施工実績などを例として出して説明しましょう。
企業や建築業界が学生に求める能力を理解
建築業界ではどんな能力が求められていると思いますか?
建築の知識とかかな?
もちろん建築の知識が豊富なことは良いことです。しかしそれは会社員として働き始めてからだと思って大丈夫でしょう。学生に求められることは、もっと基礎的なことです。
- 責任感
- コミュニケーション力
- 積極性
他の業界でも上記の3つの能力が求められていると思います。
建築物は生活を支えるものですし、莫大なお金が動いています。それゆえに1つ1つの作業に関する責任感は重要です。また多くの人間と関わりながら建築物は造られるので、コミュニケーション力が求められます。
さらに近年は最新技術の導入が活発化しているなど、積極的に学ぶ姿勢も大切です。
自分が企業に与えれる価値
自分の能力を「企業にアピール」することが必要なんです。なぜかというと、あなたを採用する理由やメリットを伝えるためです。
あなたは企業にどんな価値を与えることができるでしょうか。企業も無償で事業をしているわけではないので、お金を生み出す人間を求めています。
僕は価値なんて持ってないよ、、
そんなに思いつめなくても大丈夫!企業が求める価値というのは「あなたの能力」です。世間的には「強み」とかって言われがちですね。
ここは誤解が多いポイントなのです。しかし「強み」は「ずば抜けて優秀な能力」じゃなくて大丈夫です。まずは、あなたの身近な成功体験からゆっくりと思い出してみましょう。誰にでも、きっとあるはずです。
あなたの価値はなんだ
- 人とすぐ仲良くなれる→コミュニケーション力
- 小さい頃からスポーツを続けている→継続力
- 後輩から慕われてる→包容力、責任感
なにも「強み」は成功体験から分かることばかりではありませんよ。
例えば、「飽き性で長く続いたことがない」という人がいたとします。言い換えれば、「色んなことに挑戦する能力」があるということです。
そして分析して判明した「自分の能力」と「企業が求めている能力」を関連付けて文章を書くことが必要となるわけです。
だから求められている能力を理解することが大切なんだね!
また、ウェブサイトなどを利用して診断を受けてみるのも楽しいかもしれません。もしかすると、自分の思いがけない強みが見つかるかもしれませんよ。
建築業界の志望動機のNGポイント3つ
- 志望動機に一貫性がない
- 論点がずれている
- 自分の価値をアピールしていない
もちろんESに嘘を書くのもNGです。
僕の友達はESに嘘を書いて、面接でバレて落ちてたよ
また嘘が上手な人は賭けてみるのもアリなのかもしれませんね。しかし隠し通すことは至難の業ですよ。そして基本的に嘘つかなくても内定は取れるので、嘘は無駄なリスクです。
志望動機に一貫性がない
まずNGポイント1つ目は「一貫性がない」ことです。
また志望動機はESだけでや面接での回答だけで終わらず、どんどん深掘り質問されることが前提です。
私はリーダーシップがあります。その力を発揮したのが、サッカーサークルで部長をした経験です。私は部長としての責任を持ち、熱心に練習に取り組みました。その結果、大会で優勝することができました。
どうですか?どうも話が合っていない感じがしますね。練習に取り組み優勝という結果を得たことは素晴らしいです。しかし就活の質問回答では過程が大切です。
リーダーシップをアピールしたいのでしょう。それならば、チームとまとめるために行動したことや変化を書くべきです。もし継続力をアピールするなら、大会を目指し対策したことを書いても良いでしょう。
志望動機意外な落とし穴
そんな別の話なんてする訳ないよー
これを意外とやってしまいがちなんですよね。
ぜひESが完成したら一度志望動機で「あなたの軸」からずれている部分がないかチェックして見ましょう。またESには志望動機だけでなく、自己PRなど他にも書くことがあります。
そしてES全体で「あなたの軸」で語れているように気を付けましょう。
論点がずれている
そして1番やってはいけないNGポイントです。なんと面接官の質問に対して、論点のずれた回答を無意識のうちにしてしまうことがあります。意外とやってしまいがちなので、気をつけてください。
驚くことに、もっともありがちなパターンがこれでしょうか。実際に、私も就活中に何度か見かけました。
例えば「志望動機を教えて下さい。」という質問に対してです。特に「志望企業の気に入っている点」の話ばかりになってしまっているケースが多いです。
私は御社の建築が素晴らしいと思ったからです。特に仙台の○○は…。御社は他社と比較しても…。
まず志望動機の質問では1つに集中しましょう。つまり「あなたがどのように企業で活躍できる」と考えているのかと伝えることが重要です。
自分の価値をアピールしていない
最後のNGポイントは「自分の価値をアピールしていない」ことです。
企業を選んだ志望動機ということで、「企業を選んだ理由ときっかけ」だけになってしまうことが多いからです。さらに志望動機や他の文章もそうです。なぜならESで重要なことは企業にあなたをアピールすることなのです。
どんどん自分をアピールしていいんだね!
でもね、アピールし過ぎにも気を付けて!あくまで志望動機を中心に構成しよう!
企業への大々的なアピールは自己PRで!
建築職種別の志望動機の例文
こちらで紹介するれ例文はそのまま使えるようにまとめました。まずそれぞれの職種を希望する学生に多い志望動機を想定しました。しかし人によって、特徴は違ってくると思います。
人と違うのはあなたの強みでもあるよ。
では、そんなあなたは自分の特徴を生かして、志望動機を完成させましょう。
そして各々が志望する企業の志望動機に関してです。さらに建築業界を志望する理由にプラスして企業の特徴などを盛り込みましょう。
その企業じゃなきゃダメな理由は聞かれがちです。
また、あなたの志望動機の書き方について相談に乗ることができればと思います。ではそれぞれの職種の例文を用意しましたので、順に見ていきましょう。
施工管理
まず施工管理の志望動機です。
施工管理としてアピールする強みがあります。例えば、「体力」や「リーダーシップ」などをアピールするのが良いでしょう。
もちろん他にも「責任感」や「留学経験」などアピールできる能力は多くあります。それゆえに、あなたの強みに応じて少しアレンジしてみてください。
建築設計
次に建築設計の志望動機です。まず建築設計には3種類の職種がありますよね。今回はどの設計職にも繋がるような例文にします。
- 意匠設計
- 構造設計
- 設備設計
そして設計職でアピールするなら「建築物に対する感覚」や「提案力」などが良いでしょう。
例えば意匠設計ならコンペなどの実績、構造や設備でも建築事務所でのインターン経験などがありますね。
営業・事務
最後に営業と事務の志望動機です。
そして営業や事務でアピールするならどうでしょうか。まず「PCスキル」や「早さと正確さ」、「接客スキル」が求められる職種であると思います。
建築業界のESが見れる就活サイト3つ
本記事ではコピペ可能なレベルの志望動機の例文を準備しました。あなたに合った内容の例文は見つかったでしょうか。
満足していただけたら嬉しいですが、どうしてもパターンが少ないです。
そこで数多くの建築業界内定者のESが見れる就活サイトを紹介します。なんと今回はおすすめサイトを3つ用意しました。
- 就活会議
- unistyle
- onecareer
志望動機だけじゃなく、自己PRなども見れるよ!
実は今回用意した例文もおすすめ3サイトから持ってきました。
さらに就活サイトによって特徴は少し違ってきます。まずは自分に1番適した就活サイトを探してみましょう。そして「ES(エントリーシート)」以外にも役立つサービスがあるので活用しましょう。
就活会議
まず紹介するのが就活会議です。
就活会議は聞いたことあるよ。
就活会議は知っている人も多いのではないでしょうか。就活生のESを覗くと言えば、就活会議というほど有名な就活サイトです。
まず就活会議のメリットをまとめます。
- 1万件以上のESを読むことができる
- 企業の通過率が確認できる
- 社員さんの口コミを見ることができる
- 企業の選考情報をGETできる
- 同学年の就活速報を受け取れる
次に就活会議のデメリットをまとめます。
- 就活会議からのメールがたくさん来る
- 大学のメールアドレスでしか登録できない
- 身バレする可能性があるかも?
ESや選考情報で10万円以上の謝礼をもらった人もいるよ!
unistyle
次に紹介する就活サイトはunistyleです。
まずunistyleのメリットをまとめます。
- 1万件以上のESを読むことができる
- 就活対策の質が高い
- 良質な就活イベントが多く行われる
次にunistyleのデメリットをまとめます。
- 就活対策のレベルが高すぎて初心者には厳しい
- 高学歴の大学生が主なので低学歴には適していない(泣)
ONE CAREER
最後に紹介するのはONE CAREERです。
まずONE CAREERのメリットをまとめます。
- 選考に通過したESが読める
- 企業分析に活用できる
- 面接の質問を知ることができる
面接の質問が事前にわかっていれば、面接が苦手な人も安心ですね。
次にONE CAREERのデメリットをまとめます。
- 時たまダメなESが混じっている可能性アリ
- 非通知の電話がいきなりかかってくることがある?
僕はいくつか就活サイトに登録したけど、電話が来たことはなかったよ!
建築業界の志望動機まとめ
ということで建築業界の志望動機の書き方は以上になります。ぜひこの記事を読んだらすぐに自分のES(エントリーシート)を書いてみてください。
最初は全然文字が書けなくて萎えるかも
もし行き詰ってしまっても例文をコピペしてOKです。上記の「建築業界の志望動機の書き方のポイント5つ」を意識しながら、自分の色を足していきましょう。
- 結論から簡潔にまとめる
- 志望動機を具体的にする
- 企業を選んだ理由を考える
- 自分が企業に与えれる価値
- 企業や建築業界が学生に求める能力を理解
という訳で記事は終わりです。
気になることなどありましたら、Twitterアカウント(@chamf-ken)にリプorDMお願いします。質問に関して順次回答していこうと思います。
ESの添削も可能なので、希望があれば言ってください。
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